「氣は水に当たって止まる」ということで、
風水では川や海、湖も重要な要素です。

川の流れのことを「水龍」とも言います。

水龍の見方を超かんたんに紹介してみます。

川は蛇行しながら流れていますね。
その蛇行している川の、
カーブの内側と外側で氣の状態がまったく違います。

カーブの内側と外側、
良い氣が集まるのはどちらでしょうか?

それは「内側」です。

洪水で氾濫するのはカーブの外側です。

古い地図を見ると、
町や集落は、ほとんど
川がカーブしている内側にあります。

最近は河川堤防の管理も進んで
住宅事情も変わっているので、
ずいぶん変わってきていますが、
原則は同じです。

川の流れの内側には、氣が集まる。

川の流れの外側は、氣が散る。

これは健康、財、人間関係にも影響して、
氣があるところに人が自然と集まってきます。

どんなところに町ができているか、
川の流れと、その関係をみてみると面白いですよ。

 

ちなみに、先回の記事で書いた臥龍山荘も、
まさに川が乙の字に蛇行したカーブの内側にあります。

(地図の右下のほうが川の上流です。)

「風水パワースポット紀行」によると
特にこの水のパターンは「乙字水」と呼ばれ、
「身を映し、家からは大朝臣が出る」大変貴ばれる形だそうです。

それで「水のエネルギーが社会的地位の向上を
サポートしてくれる」と表現されています。