先日、米国で20年近く人生相談をしてきた
という人の話を聞く機会がありました。
(日本人です。)
たくさん参考になることがあったのですが
印象的だったのが、最後ににさらっと言われた話。
「相談を受けるなかで一番多いのは
じつは、人間関係の相談なんだ」と。
なるほど、たしかにそうですね。
それは世界共通といえそうです。
私も、初めて占いに興味をもつようになったのは
人間関係を楽にする占いに出会ってからでした(笑)
20代の頃です。
教員養成の大学を出たのに、1年で教職を辞め、
訳あって、就いた仕事はまさかの営業職。
初対面の人とどう話すのか、
けっこう悩みました。
教師のように、最初から位置が立っている仕事とは違います。
「あなた何者?」という
不信の眼差しを受けるところから始まるのですから。
それで、どうやったら心を開いてもらえるんだろう?
というのは、大きな課題なのです。
悩む私に先輩が教えてくれたこと、それが何と!
「血液型」を使ってみたら?ということだったのです。
先輩のアドバイスは次のようなものでした。
★O型の人は、とにかくほめる。
素直に喜んでくれるのがO型。
★ほめても喜ばない人もいる。かえって警戒される。
それがA型。
A型の人には、ほめるよりも慰労するのが良い。
「たいへんですね~。お疲れ様です~」と声をかけて、
ホッとしてもらう。
★B型の人には希望を与える。
過去は振り向かず、前向きの話をする。
「大丈夫ですよ~。だんだん良くなってますね」と。
★AB型の人には、理論的、合理的に話す。
そんな感じで先輩は教えてくれました。
現代の心理学の研究では、
血液型は性格と関係ないという統計が出ているようです。
血液型占いは、けっこう眉唾ものなんですね。
でも、20代の頃の私には、
先輩のアドバイスは大きな力になりました。
人はワンパターンじゃないんだ。いろんなタイプがあるんだ。
これを自覚するだけでも、人間関係がずいぶん楽になりました。
今までいろんな人と接してきて、上の血液型によるアプローチ、
これは半分ぐらい当たってるかな~と感じています。
でも、半分じゃ当たるうちに入らないですね(笑)