職場で私の隣に座っている男性はSNSの達人です。
主にFacebook、
最近はインスタグラムやブログサービスに
力を入れています。
彼に言わせれば、
SNSは最高のコミュニケーションツールだそうです。
それも、見知らぬ人と出会うという以上に、
全国の地方、あるいは海外に散らばっている
家族、親戚、友人と
コミュニケーションを取るのだと。
それで近況や子供の成長具合を
お互いに共有できる。
結果として
リアルでその人達と会う機会が
ずっと増えたそうです。
それで、離島出身の彼のお母さんは
お父さんが亡くなってから一人暮らし。
週に一度は、車で高速をとばして
お母さんに会いに行っています。
癌の発症がわかり、
手術、抗がん剤治療を経て
お母さんは愚痴っぽく日に日に
ネガティブになっていったそうです。
嘆くお母さんを目にして
思い立ったのがFacebookの活用。
お母さんに会うたびに
故郷の離島の写真、イベント、記事を
見せたと言います。
それはお母さんの故郷の人と
Facebookを通して連絡を取り合い
教えてもらったものばかりです。
故郷の写真や行事の話を懐かしむ
お母さんの喜びようは毎回すごくて、
それから5年、
お母さんは今も元気にしておられます。
よく言われるFacebookでお金儲けとか、
「いいね!」をたくさんもらうとか
そんなことには一切関係なく、
彼はしっかりとSNSの本質を見極めて
活用してるなあと感心しました。
彼から教わったFacebookのポイントを
一つ紹介します。
「毎日1回は必ず投稿する。
写真も載せたらいいけど、
何枚も載せるのはおススメしない。
ベストショットの1枚だけを載せる。
これを続けるだけで必ず何かが変わる。
1枚の写真と文章、この力はすごい」
と。
マメでないとできないですね。