たとえば、
夫とはもうこれ以上無理・・・とか
なんでこうなっちゃったんだろうとか。

何か心で限界を感じている人、
変わらなきゃと思っているんだけど
なかなかそうできなくて
息苦しさを感じている人、
思うようにならなくてつらい、
そんな人たちが多いようです。

ニュースで見る悲惨な事件、
それも大変だけど、
その一方、ネットで
一斉に犯人や容疑者を
バッシングする人たち。
それにも戦慄を覚えます。

自分を正義の側において
相手の非を
これでもかと非難する。
叩きのめす。

日本人は真面目すぎるのか、
「人に迷惑をかけてはいけない」と
徹底的に叩きこまれているのか、
空気を読まないこと、
迷惑をかけることは
強く非難されます。

自分自身に厳しいからか、
その分、他人にも厳しいですね。

そして自分がそうされないように
ますますガードを固くします。

学校では平均的な良い子であることが
求められます。
はみ出した子、
そこについていけない子は
自分のことを
ダメな人間だと評価してしまいます。

日本という、世界から見ると
こんなにも恵まれた国に生まれ育ち、
もっと幸せを感じていいはずなのに
幸せ度は低い。
自分が好きだと言う人は少ない。
自分に価値がないと思う人が多い。

青少年教育団体の調査でも
そんな気になる結果が出ています。

何かが違います。

もっと寛容になってみてはどうでしょうか。
まず自分を許す。
人に迷惑をかけるかもしれない、
変な目で見られるかもしれない。
でも自分は自分。
自分の心に正直になり、
背伸びするのをやめてみる。
ありのままの自分を認めてみる。

みんなそうやって大きくなってきました。
人は失敗しながら成長するのです。

ちょっと過激な表現ですが、
「名医はたくさんの人を殺している」
という言葉があります。

名医と呼ばれる医者ほど
人を助けようとして助けられない
そんな経験をしている。

今、名医と呼ばれるようになったとするならば
その背後には、
たくさんの犠牲者がいるということです。
それを忘れて傲慢になってはいけないと、
戒める言葉です。

失敗したとして、
天はそれを責めるのではなく、
その経験を糧にもっと成長し
それ以上に良い働きができる人間に
なってくれよ
そのように見てくれているのだと思います。

失敗しない人はいません。

子育て中にも
感情的に叱ったり、
傷つけたり
あとから後悔し、
反省することも多々あります。
未熟ながら、子育てをしつつ
親として成長させられます。

人生全てにおいて言えることです。

誰でも最初はぎこちない。
未熟な状態から、
だんだん経験を積みながら成長していきます。

生きているということは
すでに許されている
ということではないでしょうか。

それを感じた時
心がどれだけ軽くなるでしょうか?

失敗する自分、
ときには過ちを犯す自分
それを認め、受け入れる。

そうすることで
他人にももっと寛容で、
本当の意味で優しい社会になると思います。