もしあのときに戻って、
やりなおせるものなら
やりなおしたい・・・。

いま、子育てを振り返ると、
あのときは明らかに自分の判断間違いだった。

そう思うことがあります。

若さゆえの、
未熟さ故の過ちです。

娘と話していて
「あの時すごくつらかった。
でも、お父さんもお母さんも
全然私のことを
わかってくれなかった」
と言われました。

ガーンと頭を殴られたような
ショックです。

そうだったのかと
初めて気がつきました。

40代前半・・・
仕事でも一番忙しく
責任を持って働く時期でした。
転勤で環境も変わり、
慣れない場所でみんな大変でした。

夫婦共に
心の余裕がなかった。

言い訳しようと思えば
いくらでも言い訳できるけど、
今それは絶対に言ってはダメだと思う。

だから
「ごめん・・・」と
ただ謝るしかありません。

謝ったからといって
何か解決するわけでもないし
タイムマシンのようにその時に戻り、
曲がった道を後戻りして
またやり直せる
そういうわけでもありません。

でも、謝るしかありません。

以前に、みんなから「子育て上手」
と言われていた人の話を思い出しました。

「そんな子育て上手と言われてもねえ~。
でも、とにかく子供の言うことを
聞いたかなあ。
子供の話を聞いて聞いて聞きまくった
という感じね」
と、教えてもらいました。

当時の私たちに
一番できていなかったことです。

自分は間違っていない、
自分は正しいという思い込みで
子供を責めていたのかもしれません。

我慢が足りない とか、
努力が足りない とか、
それはあなたのわがままだ とか。

NHKの朝のドラマとか見ていて思います。
おじいちゃん、おばあちゃんの存在。

何かしてくれるわけでもなく
いつも一緒にいるわけでなくても、
人生を長く生きてきた人の「一言」は
重いです。

子育て真っ最中の時に
親には見えないものが
おじちゃん、おばあちゃんには見えて、
ちょっとした一言をかけてもらうだけでも
「あっ、そうか~」
「そんなものだろうか」
と、自分を振り返ることができます。

次の朝、上の子に
「昨夜こんなことがあったんだよ」と言うと
「今になって自分たちが毒親だということに
気づいたの?」
なんて言われました(苦笑)

前夜涙ながらに訴えてきた娘は
ケロっとしていましたので、
何か吹っ切れたのか、
心が少しでも軽くなったのか。

普段はとにかく前向き、
過ぎたことを後悔していてもしかたない
と割り切っている私ですが、
今回ばかりは考えさせられました。

人生はまさに、
未熟な状態から
たくさん失敗をしながら、
少しづつ成長していく道のりなんですね。

傷つけ傷つけられ、
癒し癒やされ・・・。

ずーっと昔から綴られてきた
親子のつながり、
家族の物語。

たどっていくと、どの家庭にも
まるでドラマのような物語が
たくさんあるのではないでしょうか。