大型台風の到来で
大変なことになっています。

大難が小難に、小難が無難になり、
災害が広がらないことを祈ります。

強風圏から外れている九州でも
かなりの風でしたので、
関東のほうはどれだけだろう?
と恐ろしく感じました。

つくづく日本は
災害の多い国だなあと思います。

台風、大雨、地震、津波、
世界の中で日本は小さな国ですが、
世界中の自然災害のうち
20%は日本で起こっている
という話を聞きました。

世界から見ると、
日本人はそうとうに
自然災害から鍛えられてきた、
と言えるかもしれません。

日本の建築基準は
地震や台風に備えられるくらい
厳しくなっています。

また、いざ災害が起こった場合でも
決して暴動にはならず、
忍耐して克服しようとする心、
助け合う心が外国人を驚かせます。

東北の震災の時
米軍のヘリコプターが
避難所に物資を運びました。

その時、物資の取り合いになるどころか、
むしろ最低限の物資だけもらって
「ここはこれで十分ですから、
他の避難所に持って行ってください」
と依頼する日本人の姿に
米軍の兵士は本当に感動したそうです。

日本人は、歴史のなかで
自然災害を何度も経験しながら
独特の精神を育んできたんだなと思います。

台風について、
災害という面だけではなく、
自然界にとっては無くてはならないという
側面もあります。

20年ほど前、
夏に海水の温度が上昇して
1ヶ月以上も下がらなかったために
世界中でサンゴが死滅した
ということがありました。

1ヶ月の間に一日でも
水温が下がる日があれば
サンゴは死ななかったのですが。

実は、ちょうどお風呂の水をかき混ぜて
温度を調節するように
海水をかき混ぜて水温を調節するのが
「台風」なんですね。

海水の温度が上がると
台風ができて、
その台風が表面の温かい海水と
深いところの冷たい海水を混ぜて
水温を下げているのです。

自然界は絶妙にできています。

ときには行き過ぎて
災害になってしまうけれども、
人間の知恵と技術でもって
しっかりと対策をしながら、
自然環境と向き合っていく必要がありますね。

本来の風水も、そのような
人間が自然と向き合うための知恵です。

それから、
スピリチュアルな観点では
台風には「浄化」の意味があります。

台風が、蓄積されたネガティブな思い、
マイナスのエネルギーを吹き飛ばして、
人の感情を浄化するというのです。

心の方向性を
争い、憎しみではなく
理解、共感、愛へと
向けていく機会になればと思います。