前回の風水の話の続きです。

お店とか会社を風水鑑定すると
8割がた、「立地」で決まっている。

専門的には、巒頭(らんとう)風水と言って
山や川との関係、
ビルや道路との関係を見る。

そして商売は、ほとんどが水との関係なんだ。

そんな話の続きです。

商売するには、
お店に向かって人の流れがなければなりませんね。

あるいは車の流れ。

道を通る人や車から、目立ってわかりやすいとか、
入りやすいとか、
いろんな条件があります。

たとえば車で走っていて
コンビニを見つけて入ろうとすれば、
看板が道路からわかりやすいかとか、
車で入りやすいかによって
変わりますよね。

実は、ちょっと極端な例ですが
身近に典型的な例がありますので
その話をします。

我が家から歩いて2分のところに
10年以上も前から作り始めて
まだ開通していない道路があります。

国道と国道をつなげる道で、
それなりの広さがあり、
この道路が開通すれば
ずいぶん便利になるだろうなと思いますが
8割がた完成した状態で
ず~っとそのままなんです。

国道につながる最後のところで
土地買収が進まないようで、
工事が止まっています。

近くの大型スーパー帰りの客で
狭い道路がいつも混む場所ですから
開通すればどれだけ渋滞が緩和されるか
と思うのですが。

この状態が12年前に引っ越してきた時から
ずーっと変わらないのです。

作りかけの道路は
ガードレールでふさがれているので
子供の遊び場所や
ウォーキングの通り道になっています。

この12年の間に
新しい歯科もできました。

この道路が開通する前提で
場所を選んだものと思われます。

新しい道路が開通すれば、
通りに面した非常に便利な場所に
位置することになります。

でも、今はまだ開通していないために、
細い道路が入り組んで
ちょっと不便な場所となっています。

知らない人が見れば、
人目に触れないこんな所に、なぜ新しい歯科が?
みたいな残念な状態です。

新しい道路が開通すれば、
目立つし、
道路から直接駐車場に入る形で
どんどんお客さんが入るでしょう。

駐車場も、新しい道から入りやすいように
設定されています。

開通を待ちに待っておられるだろうな~
と思います。

新しい道が開通すれば、
車の流れも人の流れも一変します。

今まで通っていた狭い道路は
ほとんど誰も通らなくなり、
車も人も新しい道をどんどん通ります。

道路の流れが変わる。

これが風水で言う
水が変わるということです。

「商売はほとんど水との関係だ」というのは
そんな意味です。