子供の頃は
ゆっくり時間が過ぎていったのに
大人になって
年をとっていくごとに
時間の過ぎるのが早く感じられる。

これは誰しもが感じることでしょう。

「もう年の瀬か・・・」と、
年を重ねるごとに
それは加速していきます。

まさに「光陰矢の如し、歳月人を待たず」ですね。

この心理を数式で表した人がいます。

19世紀のジャネーというフランスの哲学者で、
考案した人の名にちなんで
「ジャネーの法則」と言われます。

どういう計算かというと、
50歳の人にとっての1年の長さは人生の50分の1。
5歳の人にとっての1年の長さは人生の5分の1。

だから5歳の子供にとっては
50歳の人よりも10倍長く感じるんだと。

逆に、年を取ればとるほど、
1年の比重がだんだんと小さくなっていく
というわけなんですね。

歳を取るほど時間が早く過ぎるというのには、
もうひとつの考え方があります。

子供の時代は、
見ること聞くことすべてが新鮮、
新しい刺激と発見に満ちて
日々が充実している。

年を取り、経験を重ねるごとに
刺激が少なくなり、
単調になっていく、
マンネリ化していく。

それで、時間が早く過ぎ去るように
感じるのかもしれません。

誰にでも平等に与えられているのが
時間です。

そして「寿命」という観点では
必ず終りがくる限りあるものです。

だからこそ日々を大切に・・・というところですが、
もうひとつ考えたいことがあります。

ちょうどクリスマス時期なので
イエス・キリストについて。

たった33年の生涯、
しかも記録として残っているのは
ほぼ30歳から33歳までの3年間の言行だけ。

その3年間の生涯が
死後2000年にもわたって語り継がれ、
この時期になれば
今も世界中からその誕生を祝われる
その人生って、どれほど濃いんだろう?

と思います。

それは人生の軸が、
移り変わるもの、はかないものではなく
いつまでも変わらない
普遍的なものを中心としていたからでしょう。

理不尽な迫害、仕打ちに対して
一切相手を憎まず、うらまず、
愛し許していかれた生涯。

たとえ無実の罪で
殺される立場にあっても・・・。

すごすぎます。

でも、その愛が
いつまでも変わることなく残るんですね。

新しい年を迎えるにあたって
ビジョンを持とう とか
目標を立てよう とか、
そんな言葉がたくさん入ってくるこの頃です。

そして私も来年のことを考えています。

でもその前に、
自分はどう生きるのか?
何のために生きるのか?
人生の軸は?

それをしっかりと確認したいと思います。

よいクリスマスを!