昨日は旧暦の正月でした。

東アジアの国々では
こちらを本当の正月としてお祝いします。

以前一緒に仕事をしていたマレーシア人は
この時期になると
「国に帰りたい。
 正月なのに静かで寂しい~」と
言っていたことを思い出します。

日本でも、今の新暦で
正月をお祝いするようになったのは
1873年、明治になってからです。

まだ150年くらいの歴史しかないのですね。

古来の伝統的な文化からすれば
旧暦のほうが合っています。

正月に「迎春」とか
「新春のお慶びを・・・」
というのは、
本来、旧暦の正月のことです。

真冬なのに「迎春」?
となります。

1月7日の七草粥も
本来は、旧暦の1月7日ですね。
そうでないと、食材の七草がありません(笑)

旧暦でこそ、
季節感がぴったりと合うのです。

3月3日桃の節句なのに
桃が咲いていないとか、
7月7日七夕なのに
梅雨のさなかだとか、
新暦と旧暦で、
そんなズレが生じてしまいます。

新暦は西洋暦で
太陽の動きを中心にできたものですが、
王様の意向が加わったり、
人工的に作られた暦でもあります。

それに対して旧暦、東洋暦は
月の動きも加えて
自然現象に合わせて作られた暦です。

一日は
月が● 新月になる日です。
三日の月は三日月だし、
月が○ 満月になるのが
十五日ですね(十五夜)。

暦で、月あかりの具合や
潮の満ち引きがわかります。

神田昌典さんは、
こんなことをおっしゃっていました。

「新月のときにプロジェクトを開始し、
満月には一定の成果を刈り取る。

また新月に向かうまでに、
次へのサイクルへの準備を整える。

月の満ち欠けは、
ビジネスの成長カーブと同じ。

われわれは
自然のリズムを忘れてしまったが、
そこにはいまだに
古来と同じリズムが流れている。」

さて、旧正月を迎えて
いよいよ春が近いなということが
実感として感じる季節になります。

暖冬のせいか、九州では早くも
梅の花が咲いています。

旧正月の三ヶ日のうちに
もう一度、本当の初詣をしようかな
と思っているところです。

自然に合った暦で暮らすのも、
ひとつの「働き方改革」かもしれません。

ちなみに、今年の恵方は
「庚(かのえ)」の方角です。

真西を向いて、ちょっと左に15度(笑)
今年1年間、
誰にでも有効なラッキー方位です。

もともと年の恵方にある神社に初詣するのが
「恵方参り」だったんですよ。

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