このブログの記事、
毎週日曜日を迎えるたびに
今回は何を書こうかなと考えるところから
始まるわけですが
一つ心がけていることがあります。

それは、
決してその場限りのことではなく
いつ読み返してもらっても
通用するような内容、
変わらない内容で書きたい
ということです。

3年後、10年後、20年後に
読んでもらっても大丈夫なくらいです。

今まで運勢鑑定や人生相談を
多く受けてきました。

例外なく、皆さんほんとうに大切な、
人生の節目の時にたずねてこられます。

だから、下手なことは言えない、
責任重大だと思って受けてきました。

そのときは十分にわからなくても、
何年かたって思い出された時には、
「そういえば、あんなことを言われたなあ・・・」
と納得していただける、
またそれに耐えうるものでないといけない、
と考えてやってきました。

言われた一言が
ずっと心に残るということ
ありますよね。

舞台がインターネットに変わり、
メールで質問を頂いてお答えしたり、
記事を書く、情報発信するときも
一つ一つにそんな思いを込めています。

20代の頃、お世話になった先生から、
占いには上占、中占、下占がある
という話を聞きました。

目先の利害損得を見る「下占」、
20年くらいのスパンで見る「中占」、
そして100年という単位で見る「上占」。

「上占」までなると、
これは占いの域を越えるでしょう。

その先生は、
先祖何代かの家系の流れをみて、
子孫の繁栄と幸福のためにはこうしたら良い
というようなアドバイスをされる方でした。

私も先生の影響を受けて、
多少その観点も持つようになりましたが
せいぜい「中占」というところだったと
思います。

古本屋に行っても
感じることがありますね。

その時々で話題になる本、
ベストセラーになる本がありますが、
数年数十年たっても愛され
読み続けられている本と、
すっかり色あせてしまう本とに分かれます。

人生に本当に役に立つ良書というものは、
何十年たっても変わらない、
色あせないということです。

年月を経ることで
ホンモノが見えてくるのでしょう。

特に現代はインターネットの普及で
入ってくる情報量が爆発的に増えています。

そんな時代のなかで
変わらないもの、
本質を見ることがとても大切です。

少しでもそのお役に立てればと思います。