「趨吉避凶(すうきちひきょう)」
凶を避けることで吉に至るという風水の考え方。
凶を避けるというのは
良くない風を避ける、
ということでもあります。
たとえば、沖縄の島で
眺めの良い小高い丘に
南西向きに家を建てるとしたらどうでしょうか?
よほど防風林があるか、
頑丈なつくりにしないと
台風で吹き飛ばされてしまうでしょう。
また北海道や東北地方で
北東が平原とか海とかだったら
どうでしょうか?
冷たい風を受けて
凍えてしまうでしょう。
昔の人は、北東に 土塀や倉を建てたのです。
そうして健康、生命を守ってきました。
悪い風を避けて
良い風を受けるには
四方が守られていることが必要です。
それで四神相応のような地形が良い
ということになるのですね。